新常識!睡眠不足が女性のダイエットの邪魔をしていた5つの理由|安眠メイク

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2012年11月20日
新常識!睡眠不足が女性のダイエットの邪魔をしていた5つの理由

ダイエットには大きく分けて成功する人と失敗する人が存在します。この2者を分ける原因は何処にあるのでしょう。それは『睡眠時間』に関係があるのかもしれません。たった3時間の差で70%以上も肥満の確率が増える睡眠不足の影響を選べて見ました。

取材ライター
  

睡眠時間4時間以下は最も肥満になりやすい

コロンビア大学が約2万人を調査した結果、4時間以下の睡眠しか取らない人は、7時間以上の十分な睡眠を取っている人に比べ、73%も肥満になりやすいという報告がなされました。
また5時間では50%。6時間の時は23%と、睡眠と肥満の関係がはっきりと証明された瞬間でした。

では、なぜ睡眠時間が短いと太りやすくなるのでしょうか

寝不足になると食事の量が増える訳

人はお腹がいっぱいになったと感じた時に食べる事を止めます。
この『お腹いっぱい』と感じるには、脂肪組織から作られる『レプチン』というホルモンが脳の満腹中枢を刺激する必要があります。
逆に、『グレリン』という胃から作られるホルモンは食欲を増進させる働きをすることが分かっています。

睡眠不足がホルモンバランスを崩す

スタンフォード大学、シカゴ大学など複数の研究機関で行われた実験により、この食欲にかかわる2つのホルモンは睡眠と密接なかかわりがある事が分かってきました。
『睡眠不足になると、食欲をおさえるレプチンは減少。逆に食欲を増すグレリンが増える』事が実験で証明されたのです。

さらにシカゴ大学の研究には続きがあり、グレリンが増加すると、フライドポテトやナッツのような高カロリーの食事を好む傾向が顕著に現れました。

つまり、『寝不足になっただけで、食事の量が増え、しかも太りやすい食事を好む』ということが分かりました。

人は寝ている間もエネルギーを使っていた

人の体の中で最も多くのエネルギーを消費するのは『脳』です。その消費量は体全体のエネルギーのなんと20%に相当します。
また体温を保ったり、心臓を動かしたりと、体を動かしていない時に消費される基礎代謝エネルギーの存在も、ダイエットを語るうえで外すことはできません。
当然、寝ている間も脳は活動を続けていますし、体は代謝を繰り返しています。

寝ている間に脂肪を燃やすコルチゾール

寝ている間のエネルギーを食事で取る事は出来ません。
足りないエネルギーは体内に蓄えられたブドウ糖や脂肪をエネルギーに変換して補う事になります。
この時、エネルギーの変換を行うのが『コルチゾール』というホルモンの一種。
このホルモンは、目覚める前、寝ている間に減ったエネルギーを作り出し、体が起きて活動する準備として、夜明け頃に最も多く分泌されます。

睡眠不足ではコルチゾールの出番はない

しかし、寝ていないのであれば、わざわざエネルギーを作り出す必要はなくなり、コルチゾールが分泌されることもなく、結果、脂肪が燃える機会も失われます。

体を修復する成長ホルモン

また、傷ついたり古くなった細胞は、寝ている間に成長ホルモンによって新しい細胞へと作り変えられています。
新しく細胞を作るのですから、そこにはエネルギーを必要とします。
また古い細胞と比べた時、基礎代謝量も新しい細胞の方が多いでしょう。

この成長ホルモンが分泌されるのは『睡眠から約2時間後の深い睡眠状態の時』とされています。
またホルモンの分泌が多いゴールデンタイムは『22時~2時の間』。
つまり寝不足では、成長ホルモンが分泌されず、古い細胞が修復されることもない、という事がわかりますね。

睡眠不足が作る肥満へのスパイラル

これまでの事を考えると、睡眠不足の体には以下の変化が見られます。

  1. 食事を我慢できず、限界が分からないので食べ過ぎる。
  2. 食べる物といえば、高カロリーな食品ばかり。
  3. コルチゾールが出ないので、脂肪が燃えない、減らせない。
  4. 古い細胞ばかりで、基礎代謝も減る一方。
  5. 大量のエネルギーを溜めこんで、その全てが脂肪に変わる。

これでは、睡眠時間4時間の人が73%も肥満になりやすいとする研究結果にも納得がいくというものです。

体質改善には寝る事が一番

この肥満スパイラルを抜け出すには、まずは十分な睡眠を取る事から始めるしかありません。
幸いなことに、食欲をコントロールする『グレリン』と『レプチン』のホルモンは、2日間連続して10時間の睡眠を取る事で正常値に戻る事が分かっています。

また成長ホルモンの分泌が活発になる時間も分かっていますので、自分の睡眠をそのタイミングに合わせる事も、そう難しい事ではないでしょう。

睡眠不足は寿命を縮める

メタボが糖尿病などの病気の原因となる事は有名ですが、問題はそこだけではありません。
睡眠不足で崩れるホルモンは、食欲に関係する物だけではありませんし、体の免疫力が低下する事もよく知られています。
また、6時間以下の睡眠を続けていると、その判断力は2日徹夜している人と同じくらいにまで下がるという研究結果もあり、その危険性は飲酒運転をしているのと変わらないという説もあります。

睡眠時間を削る事によるメリットはありません。
むしろしっかりとした睡眠を取る事にこそ、多くのメリットがある事を理解しなければいけません。

著者:和田ちえみ

取材ライター
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三度の飯より書くこと聞くことが好き。インタビューやプロフィール作成、企業社内報など堅い文章も書けます。人の話を聞き、それをまとめるお仕事が多いです。