安眠は枕だけでは決まらない!睡眠の質を向上させる布団選び|安眠メイク

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2013年5月9日
安眠は枕だけでは決まらない!睡眠の質を向上させる布団選び

安眠というと枕ばかりに注目が集まってしまい、本当の意味で安眠できる環境づくりができていない人も多いものです。睡眠の為には枕だけでなく、身体を横たえ身体を温める布団も重要なのです。どのような掛布団・敷布団が安眠に必要なのでしょうか?

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枕だけじゃダメ?安眠を促す寝床は布団も重要

「安眠枕」という言葉が一般的になっているほど、枕は安眠を左右する条件の一つとして浸透しています。その一方で、枕と共に寝床を構成する布団は安眠という観点から枕ほど顧みられていないものです。しかし、睡眠を深く考えれば頭を支える枕以上に布団という存在は大きいものだと気付くはず。
安眠のためにはどのような布団が大事なのでしょうか。

布団は眠りを左右する

敷布団と掛布団は、枕以上に眠りを左右する重要な条件の一つと言えます。布団の役割は、寝ている最中の体温の維持と、身体をリラックスしやすい状態にするという事にあります。

寝ている最中の身体は寝返りの時以外はほとんど動かないので、体温を維持するために筋肉で作られる熱量はそう多くはなりません。その為、布団無しで寝ると風邪を引いてしまう事はよくあるものです。身体で作られる熱量が充分でないなら、布団や毛布を体に掛けて体温を保つようにしなければなりません。
身体が冷えやすい状態だと、お腹を冷やしてしまってせっかくの睡眠も台無しになってしまいます。

そして、睡眠状態にスムーズに入るためにはリラックスしやすい状態を作ることも非常に大事です。頭が興奮したままだと何時まで経っても眠れず、睡眠時間が短くなってしまいます。布団はリラックスした状態を維持する環境そのものとなるので、出来るだけ気を使いたいものです。

柔らかすぎる敷布団・マットは逆効果

寝床の快適さを左右するのがマットと敷布団です。テレビや映画などの影響で、それこそ「天蓋が付いているような豪華なベッドによくバネが効いたマットとふかふかな羽毛布団を敷いて寝るのが最高の環境」と思っている人は多いものです。しかし、敷布団やマットが柔らかすぎるのは安眠には逆効果です。

適度な弾力と硬さがある敷布団・マットは、背中は部分部分が接地する形になり身体に掛かる力がきれいに分散されます。それに対して柔らかすぎて身体が沈み込むような敷布団・マットは、沈み込む分だけ身体に掛かる力が偏ってしまい、身体に負担が掛かって眠りにくくなってしまうのです。

掛布団は厚すぎても薄すぎてもダメ

掛布団を選ぶ際は季節感に合わせること、そして適度な厚みがある事が大事です。夜も蒸し暑くなる夏場に冬用掛布団は厚すぎて汗だくになってしまうし、夏用掛布団は寝返りなどで蹴っ飛ばしてしまってお腹を冷やしてしまうことも少なくありません。

身体を覆う掛布団は厚すぎると保温どころか暖まりすぎる原因になるし、薄すぎると一回の寝返りで吹き飛んでしまい身体を冷やしてしまう原因になってしまいます。出来れば夏場でもやや厚めの掛布団を使いたいものですが、寝汗の量が増えて洗濯物も増えてしまうのが難点かもしれません。

布団の大きさも大事

布団の厚みや軟らかさも大事ですが、布団自体の大きさも睡眠の質に大きく関わってきます。人は寝ている最中に何度も、無意識のうちに寝返りを打っているものです。そして、寝返りの打ち方は常に一定というわけではないので、目が覚めた時に布団から出てしまっていたという経験がある人も少なくないものです。

布団にしてもベッドにしても、小さいと寝返りを打った時に外に出てしまいやすいものです。布団はともかくベッドから落ちてしまったら身体を打った時の衝撃で目が覚めてしまい、折角の安眠も台無しです。特にシングルベッドの場合は、思っていた以上に幅が狭くてうかうか寝返りも打てないこともあるのです。
布団やベッドを選ぶ時は横幅も充分に考慮して選ばなければならないのです。

著者:渡辺芳樹

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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。