防音シートで安眠確保!質量則から考える完璧遮音テクニック!|安眠メイク

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2012年11月26日
防音シートで安眠確保!質量則から考える完璧遮音テクニック!

古いアパートやマンションでは隣室の音が原因で不眠になることがあります。トラブルも避けたいので注意も出来ず我慢しがちです。しかし、効果的な遮音対策を講じるなら安眠を確保する事ができます。でも、どのようにすれば良いのでしょうか?その鍵となるのは質量則という考えです。

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うるさくて眠れないなら音を遮断すれば良い

古いアパートやマンションに住んでいると、隣の部屋の音が聞こえて眠れないという事があります。
本当に困りますネ。
だからといって、注意をしに行くと今の世の中では簡単に隣人トラブルになりかねません。
防音対策ができているところに引越しをすれば良いのですが、簡単にできるものでもありません。

日々不眠に悩まされ、我慢した生活を送れば良いのでしょうか?
それはよくないです。
睡眠は人間にとって必要不可欠ですし身体的にも影響が出るので、どうしても確保しておきたいものです。

では、どうすれば安眠を確保する事ができるのでしょうか?
極論から言いますと、『うるさくて眠れないなら音が聞こえてこない様にすれば良い』のです。
遮音対策をして安眠を確保すれば良いのです。

音を遮断するポイントは“質量則”という考え

『うるさくて眠れないなら音が聞こえてこない様にすれば良い』と言いましたが、これは、大家さんやオーナーに言って何とかしてもらうという事ではありません。
隣の部屋の音が聞こえない様に遮音対策をするのです。
そうするなら音を気にせずに眠る事ができるでしょう。 こ
の遮音対策に欠かせないのが『質量則』という考えです。

質量則という考えとは何でしょうか?

それを紐解くにあたり、まず音と物質の関係性を考えてみましょう。

音は空気を伝って少しずつ小さくなりながら広がっていきます。
そこに物質(壁)があると一部は反射し、一部は物質(壁)に吸収されます。
そして、一部は物質(壁)を通り抜けてきます。
この通り抜ける音の事を透過音と言います。

最初に発せられた音と透過音の差が少ないと、物質(壁)に吸収された音が少ないという事になり『音漏れ状態』『筒抜け状態』となります。
逆に、最初に発せられた音と透過音の差が大きいと、それだけ物質(壁)に吸収され、遮音されているという事になります。
この差の事を透過損失と言います。

この透過損失(遮音)を大きくするには、物質(壁)の質量を大きくし、周波数を高くすればよいのです。 これが『質量則』という考えです。

他人の発する音の周波数を高くすることができないので、壁の質量を大きくするしか方法はありません。 しかし、これができれば安眠は確保できるのです。

手軽にできる安眠確保!防音シートでシャットアウト!

壁の質量を大きくして遮音効果が高まるなら、静かになるので安眠は確保できます。
しかし、オーナーや大家さんに許可をとらずに、壁を厚くするというリフォームをする事はできません。
では、どうすれば良いのでしょうか?

許可が得られればそれに越した事は無いのですが、できなかったら手軽にできる遮音テクニックとして、壁に張るタイプの防音シートを活用することができます。
防音シートは、ゴムや鉛など防音効果を持つ素材を構造上組み込んでいるものが多く、壁からの音をシャットアウトするのに効果的です。
これで、音に悩まされずに眠る事ができるのではないでしょうか。

ワンステップ上を行く遮音テクニック

防音シート一枚では不安だというのであれば、『重ね貼り』をしてみてはどうでしょうか。
壁の薄さや透過音の大きさに合わせて何枚か重ねるなら、その分透過音も少なくなります。
さらに、壁側に背の高い家具を置いてみましょう。
家具が壁の役目を果たし、音を吸収してくれます。
しかも家具の中に荷物(本や衣服)をびっしり入れておくなら、更に遮音効果を高める事ができます。

これで、隣の音を気にする事無く、安眠を確保する事ができるのです。

※むき出しの防音シートが気になるなら、上に一枚オシャレな壁紙を貼ると良いでしょう。

質量則を考えた遮音テクニックで睡眠確保

不眠と言うのは大きな問題です。
身体的な面や精神的な面に害をもたらすからです。
だからといって注意をすればトラブルにもなりかねません。
なので、我慢するしかないと考えがちになってしまいます。

しかし、質量則を考えた遮音をするなら、睡眠を確保する事ができるでしょう。
意図的に透過音を小さくし、透過損失をあげる事で、音に悩まされる事はなくなるのです。
その点で防音シートは効果を期待する事ができます。
透過音が大きくても、『重ね貼り』等工夫をするなら透過損失を高める事が可能です。
隣の音が気になり、『うるさくて眠れないなら音が聞こえてこない様にすれば良い』のです。
遮音テクニックを駆使するなら、朝までぐっすり眠る事ができるのです。

著者:渡辺芳樹

企画やWEBサイト製作までも手掛ける、ライターもどき
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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。